樹状細胞ワクチン療法のがんワクチンは、患者さまの細胞を使って作製するため、患者さまオリジナルのものです。患者さまに生まれつき備わっている免疫の力を引き出し、患者さま個々のがん細胞だけを"狙い撃ち"で攻撃する治療であるため、抗がん剤のように体内の正常細胞まで攻撃してしまうことによる白血球減少や吐き気、下痢、脱毛などといった重い副作用は生じません。
「樹状細胞ワクチン療法」は約2~3週間に1回のペースで、計5~7回皮膚へ注射していきますが、ワクチン作製から投与まで全て外来通院で治療可能です。入院の必要はありません。

まだ研究段階の治療法でありますが、これまでのグループ7,000以上の症例で、重篤な副作用は報告されておりません。