2014年7月14日がん経験者の心の変化に関する調査報告
~好転のきっかけとなる”支え”の数が多いほど回復傾向 ~
アメリカンファミリー生命保険(アフラック)は、59歳以下のがんの経験者を対象に、インターネットによるアンケート調査を行った。回答が得られた男女計619人の結果を、7月11日;「がん経験者の心の変化に関する調査報告」としてニュースリリースしている。
「緩和ケア」は心身の負担を軽減するために末期がんに限らず利用できる療法であるが、73.2%の方がこの「緩和ケア」を、「言葉としては知っていた」と回答する一方、「利用したことがある」と答えた人はわずか2.6%にとどまり、利用率の低さが明らかとなった。
また、利用の検討の有無では、「検討したことがある」が6.1%に対し、「検討したことがない」が61.6%で、関心度も低いことが判明した。
*緩和ケアとは、医師や看護師、ソーシャルワーカーらが連携し、苦痛や経済的不安を和らげる措置で、末期になるまで利用できない等の誤解がありますが、早めに利用することで治療の負担軽減に役立つ取り組みです。
<ご参考>
アフラック ニュースリリース
http://www.aflac.co.jp/news_pdf/20140711.pdf