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用語集

からだを守る「免疫」のしくみ

免疫は命を守っている

風邪をひいた時など、「免疫力が低下したからだ…」などと言ったりしませんか? 免疫という言葉は、普段なにげなく使っていますし、テレビや雑誌などでも頻繁に取り上げられています。普段からよく耳にする”免疫”ですが、その言葉の意味を正しく理解して使っている人は、あまり多くありません。ここでは免疫について、わかり易く解説します。 そもそも免疫という漢字は、「やまい(疫)をまぬが(免)れる」と書きます。例えばインフルエンザワクチンを注射してインフルエンザウィルスに対する免疫をつけると、インフルエンザにかかりにくくなるように、免疫とは、細菌やウイルスなどの外敵(異物:自分以外のもの)がからだの中へ侵入してきた時など、それに立ち向かって排除し、わたしたちの命を守ってくれる仕組みなのです。

免疫細胞はチームプレーでからだを守る

では、免疫は、一体どのようにして、からだの中に侵入してきた異物を排除するのでしょうか。 答えは”血液”にあります。血液の中には、大きく分けて酸素を運ぶ「赤血球」と、免疫を担う「白血球」という細胞が存在しています。これらのうち、白血球は1種類の細胞ではなく、さまざまな役割を持った多種類の免疫細胞で構成されています。それらが相互に連絡をとりあい、チームプレーで外敵と戦っているのです。

免疫細胞と抗体

白血球以外にも、からだの免疫システムで重要な役割を担っている物質が”抗体”です。からだの中に異物が進入すると、わたしたちの血液中には、その異物だけに特異的に作用する『免疫グロブリン(抗体のこと)』が作られます。産生された抗体は、異物とつながり、白血球の一種であるマクロファージやリンパ球といった免疫細胞がこの抗体を目印として、異物を貪食・攻撃します。

わたしたちの体は、異物が侵入してきても、それに対応する抗体を作り、ある種の免疫細胞によって排除することができます。その素晴らしい能力で、侵入してきた外敵や異物と絶え間なく戦っているのです。

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